照屋の石彫獅子
はいたーい!ぐすーよー、ちゅーがなびら?
今日ご紹介するのは、糸満市は照屋の石獅子です。
先日の富盛の石獅子に比べると小ぶりではありますが、こちらもフィーゲーシ(火返し)するべく八重瀬岳を睨んでいます。・・・笑顔で。
県道沿いの、“照屋入口”バス停傍に佇むこの石獅子ですが、元の場所からは少し移動させられたようで、近くの歩道には元居た場所がタイルで示されています。今は立派な台座の上に鎮座していますよ。
この照屋の石彫獅子について特筆すべきは「美術的価値が高い」と、自ら言っちゃってる(説明板にて)ところですかね!?
いや、確かに顔周りのたてがみと思しき表現の緻密さなどは、富盛の大獅子以上と言ってもいいかも知れません・・・。村落獅子として富盛に石獅子が建立されたのが最初なのですから、照屋の石工さんだってもしかしたら初めての大仕事だったでしょうに、素晴らしい出来栄えです。
ただ頭部の頑張りに比べて、どうもその・・・体の方が・・・なんていうか石のまま?「納期か!?納期のせいなのか!?」などと当時の石工さんの苦悩に思いを馳せてしまうラーメンなのでした。
でもねぇ!!このあと数十体(数十柱かな?)もの石獅子を訪ね歩いてわかりました!!照屋の石彫獅子、美術的価値高いです!!とても高い!!読者の皆様にもいずれわかりますよ・・・いずれ・・・。