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沖縄の森に棲むものたち

はいたい!ぐすーよー、ちゅーがなびら?

夕刻、薄暮時のことを、やまとーでは「逢魔が時」とも呼びますね。

「たそがれ泣き」なんて言って、赤ちゃんもなんらかの物悲しさを感じ取るのか、特に理由もなく泣き止まないことがあったりする時間帯です。・・・赤ちゃんmeets魔、しちゃってるんでしょうかね!?

ところで、「逢魔が時」をうちなーぐちでは「あこーくろーたいむ」と言うんですが・・・

・・・?

「たいむ」って英語ですよね!?

アメリカ世(あめりかゆー=アメリカ統治時代をこう呼びます)を経験してる沖縄ならではですね、これは。「コーヒーシャープ」ってカタカナで書いてあって、何かと思ったらCOFFEE SHOPだったり、食堂でお冷もらう時は「あいすわらちょうだい」ですからね。

英語すら方言になっちゃうとか、ちゃんぷるー文化すごいなー。

今日はその「あこーくろーたいむ」の絵を描いてみました。

沖縄のまちまーいを散策していると、そこここに拝所(うがんじゅ)や石敢当、石獅子などを目にします。それらは過去の遺物ではなく、今でもちゃんと世果報(ゆがふ=この世の果報)のために機能しています。

どこの拝所も塵ひとつなく清められていて、香炉にはお線香が焚かれ、うちかび(あの世のお金)やお賽銭がうさぎられて(うさぎる=お供えする)、その風景が沖縄が昔も今も祈りの島であることを物語っています。

そして、沖縄には有名なキジムナーをはじめ、たくさんの「まじむん(魔物)」たちが棲んでいると言われています。

勇者ラーメンとうっちんと白玉ちゃんが足を踏み入れた森にも、キジムナーとキーヌシィ(木の精)が・・・

白玉ちゃん「あっ!キーヌシィだぁー!」

ラーメン「き、気のせいじゃない?」

うっちん「木の精だけに!?気のせい、って!?木の精だけにぃ!?気のせいあはははー」

あっはっはっはっはっ!!!!

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